今回は「急性ぎっくり腰の対応」です。
前回の記事に続いたお話ですので、前回の「ぎっくり腰 2つの原因」も併せてご覧になってみてください。
前回のお話でぎっくり腰には「急性ぎっくり腰」と「負担超過型ぎっくり腰」があることをご説明しました。
今回は前者の急性ぎっくり腰に対する施術について書きます。
急性のぎっくり腰の場合。
痛みの根本的な原因は患部の炎症反応であり、緊張、筋肉のハリはあまり関連しないケースがとても多いです。
患部の炎症反応の度合いもきついケースが多く自分で立ち上がる、座る事もかなり厳し事が多く、痛む患部への筋、関節緩和操作はできない（下手に触らない、動かさないほうがよい）ケースが多いです。
その場合間接的に炎症反応を助長する関節部分からモビリゼーションをかけていき、患部の炎症反応を遠巻きに弱くしていく施術を行います。
その後幹部へのアプローチができる状態であれば、操体法、患部関節モビリゼーションをかけていき改善を目指していきます。
多くの場合一度では痛みの根幹の炎症反応を取り払うことは困難で、2回～4回の施術に分けて痛みの改善を目指していきます。
施術時間は30分を目安とし炎症反応があまりにもきつい場合はお客様の体の負担を考慮し20分の時間内にできることをやっていくといった方針をとります。
次回は2つ目の「負担超過型ぎっくり腰」への対応を書きます(^.^)
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